どうやらストライキ
最近ぼくちん、昼間はず~っとお留守番なので、
どうやらストライキに出たらしい。
海に連れて行くと言ったって、
去年まで「道産子」だった彼が、いかに海辺、いかに窓全開にしたって
夏の車中で留守番なんかできっこないのだ。
大体、今の季節にそんな事をさせたら、彼は間違いなく『あの世行き』。
もう、犯罪に近い行為。
しょうがないので、クーラー入れっぱの部屋で留守番させているのだが・・・・・
・・・・ど~うも、それが気に食わないらしい。
フードだだ残し。
何をトッピングしても、フード、だだ残し。
今までは後ろを振り返り、「いるよね?いるよね?」と、私達がいるのを
確認しながら食べていたのだが、
近頃は「ご飯、いら~んも~ん!!!遊ぶんだも~ん!!!」とばかりに
ご飯無視。私達の横に寝転んで、クネクネ『腹踊り』をしている。
テメェ~・・・お前に残される為に、ニワトリだって殺された訳じゃないんだぞ?
感謝して、一切れ残らず、ありがたく食え~っ!!!
(本日のトッピングはささみだった)
・・・・と、怒ろうとした瞬間、スギちゃんがポソリとつぶやいた。
「明日からドックフードだけだ。残したら終わり。」
・・・・ひえええええ~~っ、静かに怖い~~っ!!!
これでスギちゃんを怒らせたのは、世界中で私とクリッパーだけになってしまった。
クリボン・・・ちゃんとフードだけになっても食べるんだよ・・・。
久しぶりに家に帰ったら、『空腹で病院に収容されました』。
な~んて、格好悪い事態だけはさけるんだよ・・・。
いやいや、そんな事言ってる場合じゃない。
嗚呼、クリボンよ。早く我に返りなさい。
そしていつもの様に、怒られそうになる直前で良い子になるのです。
お前は気づかなかったかもしれないが、
うちで最終的に怖いのは、あの方なのですよ・・・オーメ~~ン。