昔むかしの絵

10年程前、オペラの舞台背景を描く仕事をしたことがある。

地方の公民館等で上演し、もっと一般的に慣れ親しんでもらおう・・・・・
という企画だったが、何にせよ、
普通のオペラは舞台上の小道具だけでも、ものすごい費用がかかるらしい。
そこで考えたのが、描いた絵を撮影し、舞台の背景に映写してしまう事だった。
普及している映写機では、人の影がバックに映ってしまうが
コンサートやファッションショーで使われているものは
(どういう仕組みかは忘れた(笑))舞台上に立っている人の影をいれずに、
背景を映しだせるんだそうな。

そんな訳で『低コストで一般ピーポーにオペラを』、という企画は
満員御礼で大成功。
「敷居が高くてまたげなかったけど、オペラって面白いんですね」
という嬉しい意見を多くの人からもらい、まったく有意義で楽しい試みだった。
私も一生に一回あるかないかの珍しい仕事だったので、
今もまだ、非常にいい思い出として心の中に残っている。



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10年ぶりに発掘された絵。
確か「月夜に照らされたパリ市街」
~みたいなノリで描いたような。
(水彩画)

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by crippers | 2006-11-01 10:10 | 私事