戦場の犬たち

新聞のコラム欄に、
『戦場の犬達』という記録写真集の記事が載っていた。

歩哨犬、伝令犬、地雷犬として、鉄条網を飛び越え、
洗濯物のように固定金具でケーブルに吊されて谷を渡る犬。
そして銃弾が飛び交う中、電話線を引いて走る懸命な姿は悲しく、
哀れですらある・・・・。
又、軍用犬として集められた犬達に退役制度はなく、
最後は備品として処理された~そう、コラムニストは語っている。

人間だって簡単に殺される世界なのだから、
「動物愛護」だなんだと、そんな次元の道徳観念は論外だ。
だが、モノクロの静かなポートレートに写る彼らの姿を想像すると、
息が苦しく、やるせない。
そして以前読んだ本の1節が、頭に浮かんだ。


『人間は人間に対して非情になれるのに、
こと動物に対しては驚く程のヒューマニズムを発揮する。』


この「動物に対するヒューマニズム」を上手く利用し活かせれば、
違った角度から「反戦」を、
そして、全てを巻き込む「戦争の愚」を、
客観的に認識できるのではないだろうか。

戦争を起こすのも人間なら、
環境や動物を巻き込んで破壊しつくすのも人間。
当然それらを止めるべきも人間~なのだから。

・・・・う~ん。
自分で書いといて何だけど、こういう意識を維持していく事が、
とっても「大変」だけど「大切」な事なんだろな・・・・・。

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by crippers | 2006-01-31 12:52 | 私事